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【歯を残すための歯科治療】根管治療はなぜ通院回数が多い?

こんにちは。
京成大久保駅から徒歩6分の歯医者【まつもと歯科クリニック】です。
 
重度のむし歯になると、歯の神経にまで炎症が広がり、何もしなくても痛みを感じるようになります。
そうなると歯を残すために、いわゆる「神経を抜く」といわれる根管治療が必要です。
根管治療は、歯科治療を受けた18%もの方が経験している治療で、「根の治療=回数が多い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
今回は、「歯根の治療はなぜ何回も通院する必要があるのか」という疑問について、お話しをします。
 
 

根管治療はなぜ通院回数が多い?

根管治療は、感染した歯の神経を取り除き、神経の入っていた「根管」を徹底的に洗浄・消毒して、お薬を詰める治療です。
歯の神経を失ったとしても歯質を残すことで「噛む機能を回復できる」可能性を広げることが、根管治療の大きな目的でありメリットです。
 
根管治療が1回の通院で終わらない理由は、以下の4つです。

1.根管が細くて複雑な形状をしている
2.複数の根管がある
3.根管は傷つきやすく繊細である
4.薬剤をしっかり浸透させる必要がある

根管はとても細く、内部では枝分かれをしていたり、カーブをしていたりと非常に複雑な形状をしています。
むし歯治療のように根管の中をドリルで削れたらよいのですが、そうはいきません。
専用の小さな器具を使用して、細心の注意を払いながら治療を進める必要があるのです。
特に奥歯には、複数の根管があるため時間がかかります
感染した組織を慎重に取り除いた後は、根管内の洗浄をくり返し、根管内に入れたお薬をじっくり浸透させて無菌化をめざすため、週1回の治療を4〜7回ほどくり返す必要があります。
 
 

根管治療を途中でやめたらどうなる?

歯の神経を取り除くと、今まで感じていたような痛みがスッとなくなります。
「痛みもなくなったし、次の治療は行かなくてもいい?」と、思うかもしれませんが、神経は取れても、根管の中にはまだ細菌が残っている状態です。
途中で治療をやめてしまうと、残った細菌から再び感染し、さらに炎症が悪化する恐れがあります。
治療をくり返すと、歯がもろくなり、抜歯を余儀なくされることも。
根の治療は途中でやめず、最後まで通うことが大切です。
 
 

通いやすい「まつもと歯科クリニック」で根管治療を

習志野市にある歯医者【まつもと歯科クリニック】は、できるだけ自分の歯を残すために、根管治療を行っています。
何度も通院が必要な治療ですが、当院は京成大久保駅から徒歩6分、最寄りのバス停も徒歩1分と通いやすい歯科医院です。
土曜も19時まで診療していますので、お仕事や育児でお忙しい方でも通いやすいと思います。(2023年11月現在)
他院で抜歯といわれた方や、歯を残したい方はお気軽にご相談ください。


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