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こんにちは。
京成大久保駅から徒歩6分の歯医者【まつもと歯科クリニック】です。
子どもの歯は、大人の歯にくらべてやわらかく、むし歯になるとあっという間に進行してしまいます。
むし歯を予防するためには、丁寧な歯磨きはもちろん、歯医者でのむし歯予防を併用すると効果的です。
今回は、歯医者でできるむし歯予防「フッ素(フッ化物)塗布」と「シーラント」についてお話しします。
むし歯菌に負けない歯を作る「フッ素塗布」
フッ素は、自然界に多く分布しているミネラルの一つです。
【フッ素のはたらき】
フッ素には、主に3つのはたらきがあります。
1.歯質の強化
歯の表面を覆うエナメル質は、ほぼ「ハイドロキシアパタイト」という結晶でできています。
フッ素と結合することで「フルオロアパタイト」に変化し、ハイドロキシアパタイトよりもより強い結晶をつくるため、酸に負けない強い歯ができるのです。
2.エナメル質の修復
むし歯菌が出す「酸」によって、歯の表面から失われたカルシウムやリンが、フッ素の作用によって歯の表面に戻り、歯を修復します。
3.むし歯菌が出す酸を抑制
むし歯菌が生み出す「酸」そのものを抑制するはたらきもあります。
【フッ素の効果を保つために】
フッ素(フッ化物)は、年2回以上の塗布を定期的に続けましょう。
厚生労働省の調査では、年2回以上の塗布でむし歯を半分にまで減少させたというデータがあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」より) >
むし歯になりやすい部分を埋める「シーラント」
子どものむし歯の8割は、奥歯の噛む面にある溝から発生するといわれています。
シーラントは、このむし歯になりやすい奥歯の溝を、歯科用プラスチックで埋める予防法です。
一般的には、永久歯が生えてくる6歳ごろに行いますが、乳歯に行う場合もあります。
シーラントは、4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められており、フッ素塗布と併用することで、さらに予防効果が増加します。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「シーラント〈予防法〉」より) >
お子さんのむし歯予防は当院の小児歯科へ
習志野市の歯医者【まつもと歯科クリニック】は、お子さんのむし歯予防にも力をいれています。
ご家庭でのケアの方法のアドバイスなども行っていますので、仕上げ磨きで困っていることや疑問なことは、何でもご相談ください。
当院は、お子さんが楽しく歯医者へ通ってもらえるようにコミュニケーションを大切にしています。
また、半個室の診療室ですので圧迫感がなく、リラックスした雰囲気での診療が可能です。
お子さんのむし歯予防のためにも、まずはお気軽に歯科検診へお越しください。