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妊娠中のお口の健康は赤ちゃんに影響する?妊婦さんの歯科検診の大切さ

こんにちは。
京成大久保駅から徒歩6分の歯医者【まつもと歯科クリニック】です。
 
妊娠中は、ホルモンバランスの変化などで歯ぐきのトラブルが起こりやすいことをご存じですか?
妊婦さん特有の「妊娠性歯肉炎・歯周炎」という病気があり、そのままにしていると赤ちゃんに影響するリスクがあります。
 
今回は、「なぜ妊娠中のお口の健康が赤ちゃんに影響するのか」、詳しくお話しします。
 
 

なぜ妊娠中のお口の管理が大切?

妊娠中は、ホルモンバランスの乱れや、つわりによる清掃不良によって「歯周病になりやすい」といわれています。
歯周病をそのままにしていると、「早産」や「低体重児出産」のリスクをぐんと高めてしまうため、お口の健康管理が大切です。
とある調査では、妊婦さんが歯周病にかかると、早産・低体重児出産のリスクは4.68倍と報告されています。


(参照:厚生労働省「妊産婦における口腔健康管理の重要性」早産・低体重児出産のエビデンス p5 より) >

 
 

なぜ歯周病が赤ちゃんに影響するの?

それには、お産の陣痛で分泌されるホルモン「プロスタグランジン」が関係しています。
このプロスタグランジンは、歯周病の炎症が広がったとき、炎症を抑えるためにも分泌されます。
つまり、歯周病が進行するとプロスタグランジンの分泌量が増えて陣痛が始まることがあるため、早産や低体重児での出産を招くリスクがあるのです。
 
 

妊娠中にみられやすいお口のトラブル

このような症状がみられる場合は、歯周病の可能性があります。

・歯ぐきが腫れや痛みがある
・歯ぐきがブヨブヨと赤くなる
・歯磨きで血が出る
・お口がねばつく

つわりで歯磨きができなかったり、食事の回数が増えたりすると、お口の中に食べかすが溜まりがちになり、歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。
つわり中は、子ども用やワンタフトブラシなどの「ヘッドの毛束の部分が小さい歯ブラシ」を使って前かがみの姿勢で磨くと、気持ち悪さが少し軽減します。
また、お口が乾燥すると歯周病菌が繁殖しやすくなるので、こまめに水分をとるとよいでしょう。
 
 

まつもと歯科クリニックのマタニティ歯科診療でお口のケアを

習志野市の歯医者【まつもと歯科クリニック】は、妊娠中の方へ向けたマタニティ歯科診療を行っています。
当院の診療台は、お身体の負担が少ないタイプを採用しており、無理のない診療を心がけています
妊娠中は、誰しもが歯周病のような症状になる可能性がありますので、安定期を迎えて体調がよいときに歯科を受診しましょう。
 
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妊娠中のお口のご相談や歯科検診は、お気軽にお問い合わせください。


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